腰痛に湿布は貼るべき?湿布の効果的な使い方

横浜市神奈川区の整体院
うえはら整体院の上原です!

腰痛の方からよくある質問に
「湿布って効果あるの?」
「温湿布と冷湿布どっちがいいの?」
というような湿布についての質問がよくあります。

腰痛の際の効果的なシップの使用方法やそもそも貼るべきなの?本記事ではそんな疑問について解説していきますね。

目次

腰痛に湿布は有効?

最初に答えを言ってしまうと、個人差はありますが有効です。
湿布には消炎鎮痛効果がある成分が含まれているので、特にぎっくり腰などで強く炎症が起きているツライ腰痛に効果的です。

しかし炎症とは簡単に説明すると傷ついた組織が治癒するためには必要な反応で、その正常な体の反応である炎症を抑えてしまう湿布には治るのを長引かせてしまう可能性もあるということです。根本的に腰痛を治すためのものではない、と考えておきましょう。

又、「ちょっと痛いな~」ぐらいの腰痛の時に湿布を貼るのはお勧めできません。理由として薬の成分で痛みを和らげるということは、本来持っている体の自然治癒力を働かせにくくするからです。湿布に頼りすぎることは体本来の機能を低下させてしまうことになります。

冷湿布と温湿布どっちが効くの?

これも答えを先に言ってしまうと、「どちらでも効果は同じ」です。
正式には冷感湿布と温感湿布といい、メントールなどの成分で冷たく感じるか、カプサイシンなどの成分で温かく感じるかの違いなので、実際は冷やす効果も温める効果もありません。
多少皮膚温度への影響はありますが、気にしないであなたが「より気持ちいい」方で決めてもらえれば良いでしょう。

湿布を貼る際の注意点

湿布も薬の一種です。飲み薬よりは少ないですが、副作用に注意しましょう。

・その使い方合ってる?

湿布にも用法用量があります。
1日1回のもの、2回まで貼れるもの、全身で同時に2箇所まで等、湿布によって違いますのでしっかり確認しましょう。
多くの方がこれらを越えて使用し、肌荒れや痛みの慢性化などの副作用が現れてしまっています。

・光線過敏症に注意

光過敏症とは湿布を貼った場所に紫外線が当たると湿疹ができてしまう副作用です。しかもはがした後も4週間以内は現れる可能性があり、注意が必要です。

・妊婦さんは貼らないのが1番

妊娠中は腰などに負担がかかりやすく、体もあちこち痛くなるので湿布を貼りたくなる気持ちは解りますが、おすすめはできません。
湿布の成分は貼ったその部位だけではなく、血液に乗り全身を巡ります。使用を続けると胎児の心臓や血圧に影響が出るという報告もあります。
特に妊娠後期での影響が強いようですが、赤ちゃんの事を考えたら貼らないに越したことはないでしょう。

腰痛に対する湿布のまとめ

賛否あると思いますが、個人的には慢性的な腰痛には湿布は貼らなくていいと思います。肌荒れなどの副作用のこともありますし、ストレッチやセルフケア、整体をして自然治癒力を高めて上げることの方が大切です。
あえて使うならぎっくり腰などの急性の痛みがツラくてしょうがない時に一時的に使うぐらいがいいと思います。

腰に湿布を貼って一時的に良くなったと感じても根本的な改善にはなっていません、また痛くなってしまうのはそこに原因はないのです。
湿布に頼り過ぎず上手く付き合っていきましょう。


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